プレゼントに最適!モチーフが素敵な印伝の印鑑ケース

山梨はフルーツも野菜も美味しいし、ワインや日本酒も美味しい、和菓子や洋菓子も種々あって、お土産に良いものがいーっぱいあります。そして山梨と言えば、外せないのが甲州印伝です。

印伝は、来を略したと言われ、鹿革に漆で模様をつける革工芸のこと。古くは奈良時代の文庫箱にその技法でつくられたものがあります。また戦国時代には武将たちの兜や鎧を美々しく飾っていたそうです。

山梨で印伝がつくられ始めたのは江戸時代、印傳屋の創始者・上原勇七が鹿革に漆で模様をつける技法を生み出したのが始まり。その技法は代々、家長・勇七にだけ口伝され、400年以上脈々と守り続けられているそう。

印傳屋さんの商品は、山梨の土産物屋にはだいたい置いてあるので、入った先で手に取って見ることができると思います。また甲府で、印傳屋さんの鞄やお財布、小物など、数多くラインナップされているのは

  • 印傳屋 甲府本店
  • 岡島百貨店1階
  • 甲州夢小路のお店「くるむ」
  • 甲府駅改札口の横にある「ベルディア」

お土産探しのご参考までにどうぞ〜。

ギフトにもおすすめな印鑑ケース

印傳屋さんの商品の中でもお手頃で、手に入れやすいのが印鑑ケースです。しっとりした触り心地の鹿革に漆が映えて、上品で素敵な商品です。この3月に価格が改定され若干お高くなりましたが、それでも現在のお値段 2,310円〜。手にした時に感じられる高級感が違うの!コスパ良いと思いますよ。

甲州印伝 印傳屋の印鑑ケース 亀甲
亀甲 – 黒鹿皮x黒漆のオールブラックがシック!

和柄中心のモチーフは多数あって、どれにしようか迷っちゃいます。甲府の旅で選んだのは、黒の鹿革に黒漆で描かれている亀甲にしました。亀甲は亀の甲羅をあらわし、まさに「亀は万年」、長寿吉兆を願う古くから親しまれる吉祥紋様の1つです。また黒鹿革x黒漆のオールブラックがクールで素敵!モード系好きな方へプレゼントしたら喜ばれる一品と思いますね。

かわいい干支柄の印鑑ケース

印伝をリサーチしていた時に出会った、静岡にある鞄屋、池田屋さんのオリジナル「印傳屋・十二支印鑑ケース。こちらの印鑑ケース、描かれた縁起もののモチーフがとても可愛らしいんです。

甲州印伝 池田屋オリジナル 干支柄印鑑ケース
恵み申(上)と左馬(下)

選んだのは恵み申、黒の鹿革に白漆で描かれています。愛らしい親子猿、たわわに実る果物や花、菱形のドットに覆われたデザインに一目惚れしました。鹿革の黒も濃い緑か茶色がかった絶妙な色合いで、ベージュの漆が映えてとても素敵です。そう、白漆は使い始めはベージュ色をしていて、徐々に白くなってゆく経年変化を楽しめるそう。13.5mmの印鑑もぴったり収まりました。がま口タイプで大きく開くので出し入れしやすいです。

もう一つは左馬(ひだりうま)です。馬を左右反対に描いた左馬は、「馬は左側から乗ると落ちない、うまくいく」といわれ、福を招く縁起物とされています。普通なら人が馬を引いて歩きますが、逆の左馬は「馬が人を連れてきて招き入れる」と考えられ、商売繁盛や千客万来として親しまれるモチーフです。粋ですね。落ちずにうまくいくんです、銀行印、入れたいですよね。笑。干支のプレゼントとしてはもちろん、お店など新たに事業展開する方への贈り物にも喜ばれそうです。

長く愛用できる逸品に出会う

鹿革は黒の他、紺、赤、紫、また漆も黒、白、赤、ピンクがあります。革x漆の組み合わせは、黒鹿革x赤漆、赤鹿革x白漆、紫鹿革x黒漆、黒鹿革xピンク漆…など、とても多様。色合いで趣きや味わいも異なるので、図柄と合わせて、好きなものを見つけるのが楽しいです!池田屋さんの干支シリーズは、ご家族の干支で揃えてもよいですしね。長く愛用できる逸品にきっと出会えるはずですよ。

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